司法書士

司法書士は、主に次の業務を行うことができます。

 司法書士が次の業務を行うにあたり、
 司法書士には、「秘密保持の義務」があります。
 これは、司法書士または司法書士であった者は、正当な事由がなければ、
 業務上取り扱った事件について、知ることのできた秘密を
 他に漏らしてはならない、といことです。

  •  登記または供託に関する手続について、代理することができます。

  •  法務局または地方法務局(支局・出張所)に提出する書類を
     作成することができます。

  •  裁判所と検察庁に提出する書類を作成することができます。
     簡裁訴訟代理等関係業務の認定を受けた司法書士は、
     簡易裁判所における民事事件で、
     訴額140万円までの事件について、
     弁護士と同様に原告・被告の代理人となることができます。
     この代理人となるには、一定の研修を終了し試験に合格した後、
     法務大臣の認可を受ける必要があります。

  •  これらの手続について相談に応じることができます。

登記について

 「登記」というのは、「不動産に関する登記」と「会社(法人)に関する登記」です。
 登記=登録という意味です。

 「不動産に関する登記」には、
「表示に関する登記」と「権利に関する登記」があります。

 「表示に関する登記」は、新たに登記記録(登記簿)を作ったり、
 現在ある登記記録(登記簿)の、土地でいえば、所在、地番、地目、地積、
 建物でいえば、所在、家屋番号、種類、構造、床面積が変わった場合にする登記です。

 具体的には、例えば、家を新築した場合の建物表題登記、
 家を取り壊した場合の建物滅失登記、
 一つの土地を三つに分けた場合の分筆登記、
 三つの土地を一つにした場合の合筆などです。

 これら「表示に関する登記」の手続をするのが、
 「土地家屋調査士(国家資格登録者)」です。

 司法書士のすることのできる登記手続が「権利に関する登記」です。

 「権利に関する登記」は、例えば、所有権や担保権に関する登記です。
 所有「権」や担保「権」というように、「権利」に関する登記です。

 具体的には、すでにある土地を相続によって、売買によって、
 あるいは贈与によって所有権を取得した場合、所有権移転の登記をします。

 住宅ローンの担保として不動産に抵当権を設定する場合は、
 抵当権設定の登記をします。

 住宅ローンを返済した場合は、
 すでに登記された抵当権の抹消登記をします。

 これら「権利に関する登記」手続をするのが司法書士です。